猫に絶食をさせてはいけない

猫の減量

 

猫が肥満だからといって、猫に絶食させて強制的にダイエットをさせるのはよくありません。
獣医さんのなかでも、極端のカロリー制限は、猫の健康を損なうと指摘する方もいるためです。
何よりも猫に低カロリーすぎる食事にしてしまうと、猫に必要な栄養素が不足してしまい、健康は維持できないでしょう。
猫は必須アミノ酸、必須脂肪酸、ミネラル、ビタミンが適切である必要があります。

 

猫のダイエットは食事コントロールがメイン

飼い猫の場合は運動量も限られてくるため、食事での管理がメインになります。
猫に総合栄養食を与えていれば、別途おやつを与える必要はありません。
可愛いからといって家族それぞれが猫におやつを与えていれば、当然猫も肥満となってしまうでしょう。

 

ダイエットする際のカロリー数

まずは猫にとってどのくらいの体重が理想的なのか調べるようにします。
猫の品種によっても大型のものもあるため、それぞれの猫によって理想体重は異なるでしょう。
理想となる体重がわかったら、理想体重×40kcalで1日に必要な摂取カロリーを計算します。

 

キャットフードに書かれている1日のカロリー数は、あくまでも体重別に記載されています。
猫を減量させるなら、必ず理想体重から1日の必要カロリー数を割り出し目安にしてください。

 

減量期の猫に与えるフードの種類

猫の減量

 

1日に必要なカロリー計算ができれば、どのようなフードでも大丈夫です。
ウェットフードは水分量が多く、猫が満足しやすくなります。
ただし、ウェットフードは総合栄養食ではないものも多いため、ドライフードも合わせて与えると、猫に必要な栄養バランスが整いやすいです。

 

低脂肪フード

食べた脂肪が余ってしまうと、猫の皮下脂肪の原因となります。
ダイエット向けのキャットフードの多くは、低脂肪のものとなっています。

 

食物繊維を強化

食物繊維が多く含まれている減量用フードもあります。
猫の満足度が高くなり、便秘対策にもなりやすいでしょう。
食物繊維が多いと同じカロリーでも食べる量が多くなり、猫が減量していることに気が付かず、ストレスなくダイエットができます。

 

猫の減量ペース

猫の減量

 

猫のダイエットは長期的に実践する必要があります。
一度に低カロリーになり過ぎても、減量ペースが大きくなり、猫の体に負担をかけてしまうからです。

 

週に1%までの減量

あまりにもハードな減量を続けていると、猫のストレスは多大なものとなります。
いつまでもお皿の前から離れない、餌を催促してくるなど猫も必要以上に餌を欲しがるでしょう。
最初から一気に減量しようと考えるのではなく、満足度が高いものや低カロリーのものに置き換えて、猫に慣れてもらう必要があります。

 

半年から1年が目安

猫の減量期間はとてもゆっくりです。
1%の減量を基準とするなら、理想の体重になるまで半年以上はかかるでしょう。
減量が進んでいくと体重の減りも少なくなっていくため、途中であきらめず根気よく続けていく必要があります。

 

消費カロリーも増やす工夫をしよう

猫の減量

 

猫が肥満だと体を動かすのが面倒になり、ますます消費カロリーが増えません。
少しずつ運動量を増やしながら、猫のダイエットを成功させましょう。
遊んであげない猫は、1日中寝て過ごす可能性があります。
飼い主が猫じゃらしを使って遊んであげることも必要です。

 

運動をすると筋肉が増える

代謝を上げるためには、筋肉量を増やす必要があります。
適切なキャットフードを与えて、運動量も増やせば、筋肉も増やすことができるでしょう。
高齢の猫は遊ばなくなるため、キャットタワーなどを使い上下運動させるのがおススメです。

 

フードを入れるおもちゃ

一度にたくさんのキャットフードを食べてしまう猫は、丸い容器にフードを入れて、遊びながら食べさせるおもちゃの活用を考えてみましょう。
上手く食べられない場合では、1日に与えるご飯を小分けにすると、満足感が高まります。